第22回日本病院総合診療医学会学術総会(基調講演)

第22回日本病院総合診療医学会学術総会(基調講演)

基調講演 (SHM 国際セッション) Hospitalist: IdentityFuture perspectives
座長:田妻進(JA尾道総合病院)内藤俊夫 (順天堂大学)
パネリスト:鋪野紀好、多胡雅毅、高橋宏瑞

[企画概要]
1. SHMが目指すHospitalist ~そのIdentityFuture perspectives
Danielle Scheuer(Society of Hospital Medicine: 米国病院総合診療医学会 会長)
2. 日本の総合診療専門医 Subspecialty としての Hospitalist プログラム』
鋪野紀好, 多胡雅毅
3. Hospitalistの魅力
高橋宏瑞
4. 総合討論 『Hospitalist の医師像、役割、育成、評価』

[資料]
基調講演_鋪野紀好
基調講演_高橋宏瑞

[抄録]
hgm22_基調講演

[セッションを終えて]
今回の国際セッションでは、Society of Hospital Medicine(米国病院総合診療医学会)の会長であるDr. Danielle Scheuerがご登壇されました。Society of Hospital Medicineで定めているコアコンピテンシーを踏まえ、ホスピタリストとしての役割、COVID-19流行下における対応とリーダーシップ、遠隔診療、臨床研究など、病院総合診療医として医師像や今後のあり方について議論が行われました。両国の特色と共通性が言語化され、ホスピタリストプログラムについて大きく異なることはなく類似点も多いことがわかり、参加者にとって非常に深い学びになりました。日本の学会も教育、会員間のネットワークとコミュニケーションにもっとcommitしていく必要があると考えます。今後もSHMと親睦を深めつつ、共同して発展できればと考えています。(千葉大学 鋪野)