症例報告論文投稿のTips by JUGLER
座長：多胡雅毅
パネリスト：志水太郎、佐々木陽典、鋪野紀好、和足孝之、髙橋宏瑞

［企画概要］
病院総合診療医は幅広い分野をカバーし、ときに新規性はないが教訓、示唆に富む症例を経験する。このような症例を論文として報告する際に、投稿先の選択に戸惑うことがしばしばある。JUGLER (Japan University General Medicine Leadership and Education Roundtable) は、そのような病院総合診療医の論文投稿の一助となるべく、我々が投稿または採択の経験がある症例投稿先の医学英文誌の一覧を付した論文。本セッションは病院総合診療領域の学術活動の活性化とレベルアップを目的とし、前述の論文の紹介、掲載論文の紹介、メンバーの経験談、掲載論文紹介、執筆のポイントなどについてディスカッションする。セッションは演題を区切らず、導入、症例提示、討論の流れでフレキシブルに進行する。

［資料］
JUGLERセッション

［抄録］
hgm21_JUGLERセッション

［セッションを終えて］
症例報告論文投稿についてディスカッションを行いました。我々は症例報告の投稿先をリスト化した論文を作成し、J Hosp Gen Med (2(3): 99-103, 2020)で掲載頂いていますが、今回はそこから一歩進めて作成のコツについて議論を深めました。今回直接参加ができず、登壇者全員がWEB参加となりとてもハードでしたが、充実した内容で実りあるセッションになったと思います。皆様、ありがとうございました。

本セッションの内容と動画は日経メディカルに掲載されています。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202010/567394.html

本セッションの内容をまとめた英語論文は以下のリンクより御覧ください。
Shikino K, Watari T, Tago M, et al. Five tips on writing case reports for Japanese generalists. J Gen Fam Med, 22(2): 111-112, 2021.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/jgf2.395