第22回日本病院総合診療医学会学術総会 (JUGLERセッション)

第22回日本病院総合診療医学会学術総会 (JUGLERセッション)

症例検討から学ぶ診断推論戦略 by JUGLER
座長:多胡雅毅
パネリスト:志水太郎、佐々木陽典、鋪野紀好、和足孝之、髙橋宏瑞
プレゼンター:熊川友子(埼玉医科大学)、松尾裕一郎(東京ベイ・浦安市川医療センター)

[企画概要]
現代の病院総合診療医には、あらゆる症候・疾患に対する最新の医学知識に基づいた思考力と行動力が求められる。さらには、診断困難な症例では戦略的思考を駆使して最適解を追求し、弾力性の高い医療を提供できる必要がある。病院総合診療医が身につけるべき診断推論戦略には、Dual process theory (DPT:二重プロセス理論)Semantic Qualifier (SQ: セマンティッククオリファイアー)、ラテラル・アプローチ、Pivot and Cluster Strategy (PCS: ピボットアンドクラスター)、解剖学的アプローチ、病態生理学的アプローチなどがある。これらの診断推論戦略を、日々の臨床現場で実践できるスキルへと昇華するためには、症例検討は絶好の学びの場である。本セッションは、大学での診療・教育実践をベースとした診断推論戦略の経験に長けたJUGLER (Japan University General Medicine Leadership and Education Roundtable)が担当する。セッションでは若手病院総合診療医によるケースプレゼンテーションと、JUGLERメンバーがそのケースに対峙した時にどのように診断推論戦略を駆使して診断に迫るのかをリアルタイムディスカッション形式で進行する。本学会若手部会医師が日常診療で経験した診断困難症例についてケースプレゼンテーションを行う。また、診断推論のストラテジーについてエビデンスについても紹介し、病院総合診療医に必要となる診断推論能力を高めることを目的とする。また、症例検討を行う指導医にとっても、本セッションが参考となれば幸いである。

[抄録]
hgm22_JUGLERセッション

[セッションを終えて]
症例検討から学ぶ診断推論戦略 by JUGLER6人で登壇し、埼玉医科大学 熊川先生、東京ベイ 松尾先生から呈示いただいた症例について診断推論ディスカッションを行いました。ちなみに本企画は事前打ち合わせなしで臨んだのですが、最初のスライド12枚でキーワードがガンガン飛び出してくる状況でまさに圧巻としか言いようがありませんでした。座長をしていてこれほど気持ちの良い企画もなかなか経験できるものではありません。企画準備に尽力していただいた鋪野先生、プレゼンしていただいた熊川先生、松尾先生、メンバーの皆様、本当にありがとうございました。

本セッションの内容と動画は日経メディカルに掲載されています。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/dxbias/202104/569723.html