第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(シンポジウム3)

第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(シンポジウム3)

病院総合診療医のリーダーシップ実践-持続可能なプライマリ・ヘルス・ケアを支えるためにー
座長:多胡雅毅、鋪野紀好
ディスカッサント:志水太郎、佐々木陽典、髙橋宏瑞

[企画概要]
リーダーシップは総合診療の各専門医制度の到達目標に含まれている、総合診療医に必須のスキルである。総合診療医は多様なリーダーシップを求められるため、自らが所属する医療施設環境の特性を理解し、実践する姿勢が重要である。リーダーシップを体系的に学習し習得する機会は乏しく、結果的にその修得を困難にしている実態がある。また、持続可能なプライマリ・ヘルス・ケアを達成するためにはリーダーシップの醸成がゲームチェンジャーとなる。
本企画では、事前に実施する日本の病院総合診療医を対象としたアンケート結果を踏まえ、医療現場の病院総合診療医が直面している課題、初学者が陥るビットフォール、リーダーシップに関する疑問などを明らかにする。企画当日は、その結果を共有するとともに、病院総合診療医のリーダーシップに焦点を当て、具体的な実践例、問題への対処法、リーダーシップ獲得の障壁について議論を行い、提言をまとめる。

[抄録]
JPCA15_シンポジウム3