第27回日本病院総合診療医学会学術総会(JUGLERセッション4)

第27回日本病院総合診療医学会学術総会(JUGLERセッション4)

臨床研究の未来を探る-総合診療とSociety 5.0-
座長:多胡雅毅、鋪野紀好
ディスカッサント:志水太郎、髙橋宏瑞
プレゼンター:佐々木陽典、織田良正、近藤 猛

[企画概要]
我々が日々実践している臨床知を研究によってエビデンスとして示すことは、一医師として、一科学者としての責務である。また我が国の総合診療領域から現場で役立つ良質なエビデンスを多数積み重ねて行くことが、本領域の専門性の確立、ひいては医療の質の向上につながる。
この理念に基づき、日本病院総合診療医学会の専門医プログラムの柱には研究が含まれており、専攻医には学術活動の実践が求められている。研究を活性化するためには若手研究者の育成が不可欠だが、総合診療領域では研究者育成のリソースが整っておらず、研究してみたいと思っているが方法がわからず、断念する若手医師が多数存在するのではないだろうか。
そのような現状を踏まえ、本シンポジウムでは臨床研究の経験が豊富なJUGLER(JapanUniversity General Medicine Leadership and Education Roundtable)がパネリストを務め、総合診療領域で臨床研究を実践しており、病院総合診療専門医プログラム専攻医の良きロールモデルとなっている新進気鋭の医師にシンポジストとして登壇してもらってきた。今回のシンポジウムではSociety 5.0 での重要課題と関連するIoT、AI などのテクノロジーとビッグデータの臨床研究における活用に関する議論を通じて、総合診療の臨床研究の未来について議論を深める予定である。本シンポジウムが総合診療医学領域の若手研究者のリサーチマインドを刺激し、領域のさらなる発展に貢献できれば幸いである。

[抄録]
hgm27_臨床研究の未来を探る-総合診療とSociety 5.0-

[セッションを終えて]
こちらもとても濃い内容で、一言では言い尽くせませんが、学びが多いセッションとなりました。
Society5.0×総合診療で、今後どのような臨床研究のアイデアが出てくるのか、本当に楽しみです。
これを持ちまして2日間のJSHGM27のJUGLER企画はすべて終了しました。すべての企画にご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
次は3月の福岡でお会いしましょう!