第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(シンポジウム27)

第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(シンポジウム27)

総合診療の有用性とは? ~エビデンスと目指すべきビジョン~
座長:多胡雅毅、鋪野紀好
演者:野木真将、山下駿
パネリスト:志水太郎、和足孝之、髙橋宏瑞、佐々木陽典

[企画概要]
近年、総合診療医のニーズが特に高まり、総合診療専門医、新家庭医療専門医、病院総合診療専門医などの専門医制度が開始された。これまでにも総合診療は多大な功績を残してきたが、本邦の総合診療の有用性に関連するエビデンスは十分ではない。米国では豊富な研究成果の蓄積のもと、Hospital Medicineが目覚ましい発展を遂げている。本邦の総合診療がどのようなビジョンを持って発展していくべきなのか、また総合診療がどのように役立つのかについてエビデンスに基づく議論を深めることは現在の最重要課題である。
本企画は病院総合診療専門医の制度設計に深く関わるJUGLERが担当する。総合診療における①診断、②教育、③複雑困難な事例、④地域医療についてのエビデンスを紹介し、総合診療の必要性とその発展のために必要なエビデンスについて議論する。その上で、総合診療が目指すべきビジョンを提言としてまとめることを目的とする。

[抄録]
JPCA14_総合診療の有用性とは? ~エビデンスと目指すべきビジョン~

[セッションを終えて]
シンポジウムでは米国と日本の総合診療の現状について公演していただき、その上で総合診療が目指すべきビジョンについて議論しました。一長一短に答えが見つかるものではありませんが、日本にあった形で総合診療の有用性を示すことができれば良いと思いました。このテーマは今後も少し深掘りして行きたいと思います。
ご登壇頂いた皆様、ありがとうございました!!