第26回日本病院総合診療医学会学術総会(シンポジウム)

第26回日本病院総合診療医学会学術総会(シンポジウム)

症例検討から学ぶ診断推論戦略 by JUGLER (Vol.6)
座長:多胡雅毅、鋪野紀好
ディスカッサント:志水太郎、佐々木陽典、髙橋宏瑞
レクチャー・ディスカッサント:和足孝之
プレゼンター:藤井真理、吉崎亜衣沙、東中園真也、鈴木まゆ

[企画概要]
日本病院総合診療医学会学術総会でお馴染みの「症例検討から学ぶ診断推論戦略」、Vol.6として登場します。
現代の病院総合診療医には、あらゆる症候・疾患に対する最新の医学知識に基づいた思考力と行動力が求められます。さらには、診断困難な症例では戦路的思考を駆使して最適解を追求し、弾力性の高い医療を提供できる必要があります。
病院総合診療医が身につけるべき診断推論戦路には、Dual process theory (DPT:二重プロセス理論)、Semantic Qualifier (SQ:セマンティッククオリファイアー)、ラテラル・アプローチ、Pivot and Cluster Strategy(PCS:ピボットアンドクラスター)、解剖学的アプローチ、病態生理学的アプローチなど、様々なアプローチがあります。これらの診断推論戦略を、日々の臨床現場で実践できるスキルへと昇華するための場として、症例検討会は絶好の機会となります。
本セッションでは、大学での診療・教育実残をベースとした診断推論戦略の経験に長けたJUGLER (Japan University General Medicine Leadership and Education Roundtable) が担当します。セッションでは若手病院総合診療医によるケースプレゼンテーションと、JUGLERメンバーがそのケースに対峙した時にどのように診断推論戦略を駆使して診断に迫るのかをリアルタイムディスカッション形式で進行します。また、参加者からの視点での思考プロセスも適宣募集し、双方向な学びの場を目指します。
エキスパート達のリアルタイムでの診断推論のプロセスにおける着眼点と戦略を、そのスピード感とともに共育し、インタラクティブな学びの場になれば幸いです。苦手医師から熟練医まで奮ってご参加ください。

[抄録]
hgm26_症例検討から学ぶ診断推論戦略 by JUGLER (Vol.6) 

[セッションを終えて]
本日も熱い症例検討でした!
症状の重み付け、LDHは嘘をつかない、など診断推論のパールととともに患者中心に考える姿勢の重要性を目の当たりにしました。
4月発売予定の書籍にもぜひご期待くださいませ。
本企画は後日オンデマンドで配信される予定です。見逃した方はぜひ!