第13回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(教育講演9)

第13回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(教育講演9)

症例検討から学ぶ診断推論戦略 by JUGLER (Vol.4)
座長:多胡雅毅
司会:鋪野紀好
ディスカッサント:志水太郎、佐々木陽典、和足孝之、髙橋宏瑞
プレゼンター:鈴木真紀、小沢一世

[企画概要]
日本病院総合診療医学会学術大会でシリーズ化している「症例検討から学ぶ診断推論戦略」が、日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に登場します。総合診療医には、あらゆる症候・疾患に対する最新の医学知識に基づいた思考力と行動力が求められます。さらに、診断困難例では様々な戦略的思考を駆使して最適解を追求し、弾力性の高い医療を提供する必要があります。総合診療医が身につけるべき診断推論戦略を日々の臨床現場で実践できるスキルへと昇華するためには、症例検討は絶好の学びの場となります。本企画は、大学での診療・教育実践をベースとした診断推論戦略の経験に長けたJUGLER (Japan University General medicineLeadership and Education Roundtable: 日本大学総合診療リーダーシップ・教育円卓会議)が担当し、若手総合診療医による選りすぐりの2 例の症例提示と、JUGLER メンバーがそのケースに対峙した時にどのように診断推論戦略を駆使して診断に迫るのかをリアルタイムディスカッション形式で進行します。エキスパート達の診断推論プロセスにおける着眼点と戦略を、そのスピード感とともに共有し、学びの場にして頂ければ幸いです。

[抄録]
JPCA13_教育講演9

[セッションを終えて]
JPCA2022で診断推論戦略セッションに登壇しました。
2名の専攻医の先生方に素晴らしいケースプレゼンテーションをしていただきました。症例内容については後日オンデマンド配信があるのでネタバレを避けますが、ズバリいいますと「Diagnostic Excellenceは毎日がスペシャル♪」です(笑)
複雑で長い病歴、他所の介入、修飾された検査結果などが診断を難しくすること、また何気ない病歴が典型的な病歴の解明につながる可能性があるので、わからないときは細部まで拘る必要があること、を学ぶことができました。見逃した方はぜひ後日配信でお楽しみください!