第24回日本病院総合診療医学会学術総会(JUGLER2・シンポジウム4)

第24回日本病院総合診療医学会学術総会(JUGLER2・シンポジウム4)

Meet the fascinating general hospitalists!
座長:多胡雅毅、鋪野紀好
企画アドバイザー:志水太郎
シンポジスト:國友耕太郎、大髙由美、松井聡介

[企画概要]
「病院総合診療に興味があるけれど、周りにロールモデルになるような先生がいない」「そもそもロールモデルになるような先輩指導医ってどこにいるのか?」このような疑問は2021年で終わりにしましょう。本学会の総会では毎度すでに定例化しつつある本セッションでは、全国各地の病院総合診療のロールモデルたる先生方にご参集いただき、それぞれの先生がこれまでどのような経歴をたどってこられたか、そして今はどのようなことを頑張っていらっしゃるか、そしてこれからのキャリア展望はどのようにお考えか、ということについて語っていただきます。病院総合診療の領域の医師たちは幅広いインタレストを持つことができるため、それぞれの先生方のご経験はhighly heterogenousであり、それを聞き、自分自身のキャリアに投影することで、各自が病院総合診療を修めていくうえでのモチベーションに繋げることができるはず、と主催者側は考えています。今回は、国立病院機構熊本医療センターの國友耕太郎先生からアカデミックジェネラリストとしての研鑽について、獨協医科大学病院の大高由美先生から基本的診療能力と診断能力(例:身体診察、病歴、診断の考え方、診断困難症例への対処)の研鑽について、そして青森・健生病院の松井聡介先生からミドルレベルでのチームマネジメントについて、それぞれお話を頂く予定です。本学会の主導で、いよいよ病院総合診療専門医制度が来年度よりスタートします。ご参加の皆様が夢をもって次のレベルの訓練に進まれる際に、ロールモデル、またメンターとの出会いがこのセッションを通して一つでも多く生まれることを願います。

[抄録]
hgm24_JUGLER2・シンポジウム4

[セッションを終えて]
國友先生にはアカデミックジェネラリストについて、大高先生には基本的診療能力について、松井先生にはチームマネジメントについて、自らのキャリアや経験を踏まえてお話頂きました。総合討論ではそれぞれが思い描く魅力的な病院総合診療医について、講演頂いた内容を踏まえてディスカッションしました。皆さんの意見をまとめると高い診療能力だけでなく、多様なセッティングで臨床とそれ以外の様々な問題に対応できる柔軟性を持った医師が理想であるという結論に達しました。また学会や学術活動で活躍する医師、地域医療を必死に支えている医師、双方が総合診療領域に必要な人材であること、どのようなセッティングでも活躍できるように様々な場で経験を積む必要があることなどが話題に上がりました。
我々JUGLERとしても総合診療はスーパーマンにしかできないということではなく、確かなジェネラルマインドセットと自己成長のために努力ができる医師に是非総合診療を選んでいただきたいと思っています。
3人の先生方のご尽力により素晴らしいセッションを開催することができました。皆様、ありがとうございました。

本セッションの内容は日経メディカルに掲載されています。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/202205/574871.html