- JUGLERセッション
- 2024.9.7
第29回日本病院総合診療医学会学術総会(JUGLER2)
ホスピタリストブートキャンプ vol.2 〜外来診療応用編
座長:多胡雅毅、鋪野紀好
ディスカッサント:志水太郎、佐々木陽典、和足孝之、髙橋宏瑞
[企画概要]
病院総合診療医としての卓越性を追求する本シンポジウムでは、外来診療の質を根本から高めるべく、JUGLER (Japan University General medicine Leadership and Education Roundtable:日本大学総合診療リーダーシップ・教育円卓会議)のメンバーの経験と知見をものに臨床現場での外来診療におけるポイントを集中的に研鑽するシンポジウムである。
日本の病院総合診療医(ホスピタリスト)は、外来、病棟、救急外来など、さまざまな診療設定での能力が求められるが、その中でも外来診療では、紹介患者を含む初診患者の対応、慢性疾患の継続診療、ワクチン接種や健康診断を含む予防医療など多岐に渡る。本シンポジウムではこれらのテーマについてJUGLERメンバーの知見を参加者との対話を通じて共有する。さらには、臨床で直面する複雑な症例に対するアプローチ、診断の精度を高める技術、効果的なコミュニケーションの方法なども含めた診療実践の具体的なポイントについても議論する。
また実践的な知見の共有に留まらず、参加者間の経験の共有を行うことで、医療現場での即時的な問題解決能力の向上を目指し、若手医師からベテランに至るまで、幅広い層に役立つ知識の獲得とスキルアップを図る。本企画が新しい総合診療専門医、病院総合診療専門医の指針となり、若手総合診療医のキャリア形成の一助となれば幸いである。
[抄録]
hgm29_JUGLER2