第26回日本病院総合診療医学会学術総会(シンポジウム)

第26回日本病院総合診療医学会学術総会(シンポジウム)

若手ロールモデルの実践から学ぶ臨床研究の極意 by JUGLER
座長:多胡雅毅、鋪野紀好
ディスカッサント:佐々木陽典、髙橋宏瑞、和足孝之
プレゼンター:廣澤孝信、河東堤子、横川大樹
アドバイザー:志水太郎

[企画概要]
我々が目々実践しているフィールドでの臨床知を、臨床研究によってエビデンスとして示すことは、一医師として、一科学者としての責務である。また我が国の総合診療領域から現場で役立つ良質なエビデンスを多数積み重ねて行くにとが、本領域の専門性の確立につながり、ひいては医療技術の向上につながる。このようなことから、日本病院総合診療医学会の病院総合診療専門医プログラムの柱に研究が含まれ、事攻にはアカデミック活動の実が求められている。本領域の瞬床研究をより活性化するためには言手発者の育成が不可欠であるが、総合診療領域では研究教育のリソースが十分でない可能性がある。また研究をしてみたいと思っているものの方法がわからず断念する若手医師が多数存在するのではないかと推察する。
本シンポジウムは、臨床研究の経験が豊富なJUGLER (Japan University General MecicineLeadership and Education Roundtable)が担当し、総合診療領域で臨床研究を実残し活躍し、病院総合診療専門医プログラムの専攻医の良きロールモデルたる若手医師3名がシンポジストとして登壇する。企画内ではシンポジストそれぞれが、自身が取り組んでいる臨床研究の内容、その中でつまずいた点、逆にやりがいを感じている点について発表する。後半の総合討論では、発表の内容を踏まえて、専攻医が臨床研究に対する理解を保め、モチベーションを高めるためにはどのような方策が必要なのか、について議論し提言をまとめる。本シンポジウムが、総合診療医学領域の若手研究者のリサーチマインドを刺激し、領域のさらなる発展に貢献できれば幸いである。

[抄録]
hgm26_若手ロールモデルの実践から学ぶ臨床研究の極意 by JUGLER

[セッションを終えて]
この企画もとても盛り上がりました!
身体診察・診断×最先端技術、一人でどうやって研究をするかなど盛りだくさんな内容でした。つらいけれど楽しめることが仕事になればいくらでも努力ができると思っています。
また総合討論では行動力、パッション、研究教育体制の構築、メンターシップなど様々なキーワードが飛び出し、とても勉強になりました。
オンデマンド配信の予定ですので、いま臨床研究を始めてみたいと思っている方は必見です!