日本プライマリ・ケア連合学会九州ブロック佐賀県支部 第1回JPCA佐賀セミナー

日本プライマリ・ケア連合学会九州ブロック佐賀県支部 第1回JPCA佐賀セミナー

症例検討から学ぶ診断推論戦略 by JUGLER(特別編2)
座長:多胡雅毅
司会:鋪野紀好
ディスカッサント:志水太郎、佐々木陽典
プレゼンター:宇野純加
指導医、レクチャー:山下駿

[企画概要]
2022年度より佐賀県支部では、会員の皆様や地域医療・総合診療に関わる方々に広く学びの場を提供すべく、定期的にWEBセミナーを開催することと致しました。 第1回目は2月の県支部総会でもご好評を頂いた、人気企画「症例検討から学ぶ診断推論戦略 by JUGLER」の番外編2を開催致します。エキスパート達とともにリアルタイムに診断推論を学ぶ絶好の機会です。 今回は佐賀大学医学部生にプレゼンターをお願いし、総合診療部の指導医によるレクチャーも企画しています。 皆様、ぜひご参加ください。

[セッションを終えて]
今回は佐賀大学医学部医学科6年の宇野先生に症例提示をしていただきました。ディスカッションの中で、突然発症の詳しい病歴と解剖を想像しながら身体診察を行うことの重要性を学ぶことができました。診断を当てることよりも、どのように考え、病歴を聴取し、身体所見を取って、情報を統合して検査前確率を高めていくのか、その真髄に触れることができました。ケースチャレンジ終了後には指導医の山下駿先生より、突然発症の病歴の重要性についてケースシリーズを用いたレクチャーをしていただきました。日常診療の中に潜む、一見大したことのない症状を、病歴にフォーカスしてどのようにアプローチすべきかについて詳しく解説していただきました。
本セミナーには110名を超える方々にご参加いただき、とても大盛況でした。今後も本セミナーを皆様の学びの場として発展させることができるよう尽力していきます。
皆様、ありがとうございました。

本セッションの内容と動画は日経メディカルに掲載されています。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/jugler/202209/576389.html